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学士編入試験について-16

2008年12月02日 23:11

2.5.面接・志望動機書について
 一般入試でも編入試験でもほとんどの大学が課している面接試験。年齢差別とか性差別とか裏口入学の隠れ蓑だとか言われたりもしますが、仮にあってもごく一部だと思います。GDとか小論文などと比べても対策の立てやすい試験科目ですので、Web上の変な情報に惑わされず、準備は綿密にあくまでも素直に行きましょう。
 なお、面接と志望動機書は問われていることが重複しますので、合わせて述べます。


2.5.1.自己分析
 面接の準備や志望動機書の作成を行う際にまず必要なのは、兎にも角にも自己分析です。就職活動の経験のある方はイメージが沸きやすいと思いますが、基本的には同じです。話を聞いてもらう相手と行きたい場所が会社ではなく大学であり医学部の先生であるだけです。
 自己分析を行う上で重要なことは、自身の経験したことや考えていることなどを全て書き出すことです。志望動機などはそこまでしなくても書けるかもしれませんが、その動機の背後には裏付けとなる経験や思いがあるはずです。そういったものを予め明確にしておくことで、面接時に答えに詰まってしまう状況を防ぐことができます。1冊専用のノートを準備するのが良いでしょう。その上で、書いたこと全てに対して、医師/医学部入学を目指すことと関連があるかどうかをチェックしていきます。一見関連がないようでも、あとから繋がっていることに気づく場合もあります。とにかく書きだすことが重要です。
 

①軸
 就職活動や各種試験対策でよく言われていることですが、自己分析の内容を整理する際に有効なのは、内容を過去・現在・未来に分けて纏め、それらに一本の軸を通すやり方です。
 軸とはもちろん「医学部に入学すること/医師になること」です。全てはここに繋がります。これがしっかりしていないと、例えば面接で自己紹介を求められた時に「趣味はサッカーです」などと言ってしまうのです。いや、言ってもいいんですが、それが医学部に入学したいことに紐付けられなければ医学部の教授に言う意味がありません。


②過去
 ポイントは2つです。1つ目は、なぜ医師を志そうと思ったのか、その動機です。入試に限らず、何かをしたいと考えたときは必ずその背景と理由があるはずです。それを上で書きだした結果から見つけ出します。このとき重要なことは、理由が陳腐なものでも必ず理由の深掘りを行い、かつ自分自身に特化させることです。前者は、例えば「知人が病気で亡くなり、自ら助けられる仕事に就きたいと考えた」が表面的な理由だとしたら、なぜ「自ら助けられる仕事」に就きたいのかを明確にすることです。これから自分が医師になっても亡くなった友人を生き返らせられるわけではないです。その理由が「周囲でそのような悲劇をできるだけ無くしたい」なら、なぜ自分の友人じゃないのに助けたいと思うのか、また、なぜそれで医師になりたいのか(医師でなくてもその思いを満たせる仕事はある)、と幾らでも深掘りできます。さらに、その理由を自分に特化させる必要があります。医師になりたい人はたくさんいます。なぜあなたがなる必要があるのでしょうか?既に社会人となっており医師以外のキャリアを積んでいる人なら尚更です。
 2つ目は、医学部に入学するにあたり、貢献できるだろう過去の実績および自身のスキルです。現在の制度ではほぼ医学部合格=医師になる、であり、他の学部よりも明確に仕事に直結しています。また学士編入試験の趣旨を考えると、自分が大学や医療界に対しどのような点で貢献できるかを明確にする必要があります。要するに、大学側にとってあなたを採る理由は何か、ということです。これは一般受験の再受験生でも同じでしょう。ポテンシャルを望める現役生と違い既にだいぶ年食っているわけですから、その分あなたを採る正当な理由を大学側に見つけさせてあげる必要があります。ただし、特に実績を提示する場合、単純に論文とか特許とかなどと言っているわけではありません。いくらたくさん論文を出していても、分野が違うのであれば何の意味も持ちません。しかも大学の教授ならいくらでも論文を出しているわけですから、量で(質でも)勝てません。その実績の持つ意味を明確にする必要があります。逆に、そこが明確になっているのであれば、履歴書に書いておけば面接のネタになってきますが。


③現在
 ここでのポイントは、なぜ今医学部に入学するという選択肢を取るのか、そして取る必要があるのかということです。医者でなくても自己実現できるのであれば、あえて苦難の道を選択する必要がないわけです。医者でなくてはダメな理由は何でしょうか。例えば、理学療法士などのコメディカルや、心療カウンセラー、研究者などでその思いが成就できてしまってはいけません。そして、なぜ「今」目指すのか。大学受験の時に落ちたから、などと野暮なことを言ってはいけません。もしそうだとしても、そこから今までに熟成された想いと積み重ねた経験があるはずです。それが今弾けたんですよね?
 また、なぜその大学に入りたいかを具体的にしておくことは言うまでもありません。実際には受かればどこでもいい、というより選り好みできないというのが実情でしょう。しかし、仮に合格すればその大学で数年間過ごすわけですから、自分自身が後悔しないためにも明確にすべきでしょう。


④未来
 当然、将来のビジョンを描くことは重要です。現段階で年を取っているなら尚更です。予定通りいかないことも多々あるでしょうが、10年くらいのスパンで自分がどうなっているか、どうしたいかをイメージしておくべきです。
 なお私はそんな偉そうなことを言いながら本番の面接で聞かれてうまく答えられず沈没しました(汗


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