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比べてみれば教科書(病理学)

2011年03月23日 17:41

こんにちわshoeです。つづいて病理学です。

病理学は、2年生の時に組織が得意だったので期待していたのですが、以前書いたようにやる気が全く出ず、得意どころかあやうく単位を落とすところでした(^^;

その影響のせいか、今では病理があまり好きではなくなってしまったのですが(汗)、学問としては非常に重要なはずです…。そんな説得力ゼロの教科書ご紹介ですがどうぞ笑


【教科書】
何はともあれ最初に書かなければいけないのがロビンス基礎病理学。和訳は第7版が最新ですが、原書は第8版が出てもう2年くらい経つので、もう少し待てば和訳も改訂されそうです。実は、値段が高い(18900円)というのもあり個人的にはあまりこの本が好きではなかったりします。何となく病理の本というより病態生理の本という感じが…。とは言え、誰しもが最初に薦める本ですから、きちんと読み込めば良い本なのでしょう。うちのクラスでは1人だけ持ってる人を見ました。

個人的にお薦めなのがカラールービン病理学。非常に内容が充実していて情報量が多いです。文章も分かりやすく、個人的にはロビンスよりも良いと感じました。このボリュームであれば病理写真ももう少したくさん欲しいところですが、それはどの教科書についても同じなので、病理画像はアトラスを見ようということでしょうか。値段もロビンスの半値近いです。うちのクラスでは私含め5~6人が持っていました(私が薦めまくった影響が大ですが)。あと、ルービンのいいところはこの本準拠の問題集(ルービン カラー病理学Q&A)があるので、勉強しやすいところでしょうか。

海外ではこの2つが双壁ですが、日本だとほとんどロビンスonlyという感じですね。。。

他には、ルービンのエッセンシャル版であるルービン カラー基本病理学が簡潔で分かりやすいとの評。値段もなんとロビンスの1/3!という財布への優しさが素敵。NEWエッセンシャル病理学 (エッセンシャルシリーズ)は、推薦教科書という事もありうちの大学では多数派。内容も意外と良いとのことですが、ルービンに匹敵する価格に見合うかどうか。標準病理学は最近改訂されたばかりで白い表紙になりましたが、横綱ロビンスが圧倒的過ぎて存在感薄。アンダーウッド病理学はもう10年近く改訂されておらずさすがに古いか。正直病理学の本はちゃんと読んでないのできちんと比較できないです(汗

(2011.9.15追記)
ロビンスの第8版日本語版が出ましたー。さらにページ数が増えています。そしてやっぱり値段がネックです。。。



【アトラス】
カラーアトラス病理組織の見方と鑑別診断 or 組織病理アトラスが鉄板。内容や価格はどちらも同じ程度で、本屋で比べてみて自分に合う方を選べば問題無いと思います。しいて違いを上げるとすれば、鑑別診断の方が本のタイトル通りに組織の鑑別に関する説明が多く、病理実習にはこちらが向いています。組織病理アトラスの方は説明が充実しており、教科書を持っていない人はこっちの方が向いているかも。

他には、あのロビンスの名が冠されているロビンス&コトラン病理学アトラスや、ややコンパクトな組織病理カラーアトラスなどがあります。ただし病理アトラスに関しては、高学年になればイヤーノートアトラスがあるのでわざわざ買う必要が無いと言う意見も多いみたいです。(個人的には病理のアトラスはきちんと買った方が良いと思いますが)。

マクロ病理のアトラスは、カラーアトラスマクロ病理学が一押し。こっちは本屋で色々と見てみたのですが、値段と内容を比較するとこの本が一番良いです。まぁ病理学の講義ではあまり必要になることはないと思いますが、ミクロ画像だけだといまいち疾患との結びつきが悪く、マクロ病理も合わせて見ると理解が進むのでは。

なお病理に関しては、日本病理学会がWeb上で画像を公開しているほか、神経系はうちの大学でも画像があります。他にも探せば幾つかあるので調べてみるのも良いと思います。


(2012.3.1追記)
~CBTを終えて~
CBTの勉強をしていると、組織像がかなり出てきます。基本的には病気がみえるとかイヤーノートアトラスで調べられるのですが、細かい内容で分からなかったりすることがかなりあり、そんな時に上記の病理学のアトラスが役立ちました。(病理学のアトラスと、病みえやイヤーノートアトラスとでは、情報量がかなり違います)

組織像に限りませんが、画像系は必ずしも典型的な像ばかりが出題されるわけではなく、また画像も教科書のように鮮明なものばかりとは限りません(CBTでもかなり粗い画像が出題されていました)。新潟大学では病理学を学んでからCBTまで1年以上あり、CBTの勉強をする頃にはかなり病理学の知識が抜けています(他の大学でも大差ないと思います)。厚い教科書はあまり必要ありませんでしたが、せめてきちんとしたアトラスだけでも持っておくと良いと思います。国試でも組織像の理解は非常に重要です。



※ 以下うちの大学限定
うちの大学は病理学が楽なので、その気になれば教科書もアトラスもいらないです。ただし上で書いたように、きちんと勉強するなら買った方がいいですが、別に推薦教科書にこだわる必要はなく自分に合ったもので良いのでは。スケッチもそれなりにあるので、アトラスくらいは買った方がいいと思います。


コメント

  1. るー | URL | khh0Oikc

    Re: 比べてみれば教科書(病理学)

    まだ専門書を買うのはもう少しさきになるかと思いますが、選ぶとき参考にしたいと思います!!

  2. shoe | URL | -

    Re: 比べてみれば教科書(病理学)

    2年生になるのもあっという間ですよ~^^

  3. Narika | URL | vBPipTwU

    Re: 比べてみれば教科書(病理学)

    基礎医学を習っていて、次学期に習う病理学のアトラスを何にしようか悩んでます。
    教科書はロビンスを買いました。でも絵は少ないです><

    組織病理アトラスは説明が良いんですね! 参考にします^^





  4. shoe | URL | -

    Re: 比べてみれば教科書(病理学)

    >Naritaさん
    アトラスは、私は鑑別診断の方を買ったんですが、組織病理アトラスの方が硬派というか、正統な病理学の本という感じはします笑

    アトラスは多分実習で使われると思いますが、写真はもちろん、説明も詳しい方が結局役立つと思います^^

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