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学士編入試験について-02

2008年12月02日 23:11

§1.受験計画について
1.1.一般入試か学士編入か
1.1.1.一般受験/学士編入のメリットorデメリット

①試験範囲
 一般受験の最大のメリットは、試験範囲が明確で受験計画を立てやすいことです。一部の例外はありますが、基本的に高校の学習指導要領の範囲から出題され、これを大きく逸脱することはありません。また、大学間で試験範囲があまり変わらないこともメリットになります。英語で英作文が出るとか、記述/マークの違い、量の多寡といった大学毎の特徴はありますが、所詮高校の範囲からであり併願の選定も学士に比べ容易です。
 逆に、学士編入の場合はこの点が大きなデメリットになります。選考方法が大学によって大きく異なり、試験科目名が同じでも、その科目内でカバーすべき範囲や深さも千差万別だからです。また、試験範囲が必ずしも詳細に公表されている訳ではなく、過去問やその他の受験情報も少ないため、下手をすると試験範囲とは異なる個所を勉強してしまう可能性もあります。例えば学士を受けるならessential細胞生物学くらいはマスターしておけと良く言われますが、この本よりも高いレベルの(問題の)大学も低い大学もありますし、それもこれまでの過去問から推測しただけで、翌年から傾向が変わる可能性も十分あるわけです。


②受験対策情報の多寡
 一般受験の場合は過去問や問題集も充実しており、予備校等を活用すれば受験対策情報も容易に入手できます。さらに大学入試そのものは歴史が長く、情報の信頼性も高いものが多いと言えます。このため受験対策のための情報収集・分析に時間がかからず、勉強に専念し易いと言えます。模試等で自分の実力を把握しやすいこともメリットでしょう。
 これに対して、学士の場合は①で述べたように試験範囲が漠然としていることが多く、過去問や傾向等の分析調査に時間を要します。特に予備校(といってもほぼKALS一択ですが・・・)を利用しない場合、情報収集は数少ない対策本やInternetに限定され、情報の信頼性がぐっと低くなります。いずれにしても一般受験に比べややギャンブル性が高くなってしまいます。


③試験科目
 学士編入を目指す方は基本的には国立大学志望だと思いますが、この場合一般入試では要センターとなるためぐっと科目数が多くなってしまいます。逆に学士の場合は英語+生命科学の2科目だけという大学もあるので、敷居が低いのは確かです。ただ科目数と難易度は相関しませんので、自分の得意・不得意な科目を見極めるのが最重要でしょう。社会人の方で、ビジネスマンとしての訓練を積んできている方であれば国語と社会(現代社会)はさほど勉強しなくても9割の点数を狙っていけますので、一般入試も見た目ほどのインパクトは無いと思います。特に現代社会は、経済分野や政治分野など、高校生にとっては勉強でしかなくても社会人にとっては常識ですので、さらに負担は軽減します。


④試験倍率
 一般受験の倍率は国立前期が3~7倍程度、私立が10~30倍程度ですが、私立の場合は補欠合格が多く、実質倍率は半分程度になる大学もあるようです。これに対し学士の場合は実質倍率で最低でも10倍、高い場合は50倍にもなります。しかも学士の場合は定員が少ないため(5~10人程度の大学が多い)、統計分布的に考えるとよりハイリスクです。
 ただし、学士編入の場合は受験生のレベルが一般受験より幅広いと想定され、実際に合否ラインに近い位置にいる受験生は一部でしょう。一般受験の場合は他に人生の道が少ないのに対し、学士の場合は進学・就職など別の選択があるため、その分だけ真剣度が低いと言えます。周囲の学士合格者や体験記などを読んでも、合格者は複数の大学で合格しているケースが多いことも、これを裏付けています。結局のところ、一般/学士のどちらが難関かは一概には言えず、各人の戦略によって左右されてきます。(無責任でスイマセン。。。)


⑤費用
 編入/一般の差よりも国立か私立かの差の方が決定的に大きいですが・・・。まあこれは個人の問題ですので割愛します。
 (話が逸れますが)ただし、編入だろうが一般だろうが、またどこの大学でも医師になることには変わりません。貯蓄や援助があまり期待できない方でも、私立の金銭的問題をクリアする方法は無いわけではないですから、よほど強いポリシーを持っている方以外は(東大理Ⅲじゃなきゃ医学部じゃないとか)なるべく可能性は広く考えるべきです。


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