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医学生

2009年02月08日 12:12

医学生 南木佳士著 春秋文庫 

確か作者は芥川賞とってた人です。
主人公が4人で、それぞれの医学部での生活とその後を描いた本です。文中に特段の山場があるような内容ではないですが、日々の生活を淡々と、ちょっとユーモラスに書いていて、読んでて主人公達の生活がよくイメージできます。

元々はこの本が出版された10年くらい前に既に買ってまして、時代の差はあるものの、自分の大学生活と比べて医学部ってこんな生活なのかと思ってたんですが、実際自分が行くことになって俄然興味が出てきてもっかい読み直しました。あ、あと修三という主人公の一人が奥さん子持ちで再受験してまして、それを思い出して読みたくなったのもあります。

修三は早稲田の工学部(理学部だったかな)卒で、教師をしてたんですがあるきっかけで医師を目指すようになったと。だからやる気にもあふれてて成績もいいんですが、後半は年のために記憶力が衰え卒業試験と国家試験が危うくなるという可哀想なキャラに(泣)。他人事とは思えずこっちまで泣きそうです。というか修三より私の方が年齢が上で。

他の3人の主人公は、真面目でちょっと男性に興味があるんですが自分にコンプレックスがある女の子と、東京のおしゃれな大学に行きたかったのに落ちて鬱々としている浪人生と、飲み屋の店員とあれがアレして大変な新潟出身( ゚д゚)のやるきなし男で、要するにみんな何か悩んでると。どうも医学部というと秀才キラーンという印象が強いんですが、実際はそんなことないと言っているようです。

作者も医者なので、内容自体はリアリティがあって面白いです。解剖とか。


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