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組織学総論テスト-2(結合組織・軟骨・骨)

2009年05月06日 08:23

思ったより勉強が進まなくてまずいですまずいです。とりあえず続きです。あと神経か・・・。



<connecting tissue 結合組織>
■ connecting tissue 結合組織
【定義・役割】
体内に広く分布し、器官や他組織の間を埋めたり結合する。
【構造】
細胞と豊富な細胞間質から成る。特にintercellular substance細胞間質(extracellular matrix細胞外マトリックス)が多い。
【細分類】
①-1細胞
・fibroblasts 線維芽細胞
・adipose cells 脂肪細胞
・mast cells 肥満細胞
・macrophage 大食細胞(マクロファージ)
・plasma cells 形質細胞
①-2細胞間質
細胞間質は線維と無形基質から成る。無形基質は主にプロテオグリカンやフィブロネクチンより構成。
・collagen fibers 膠原線維
・reticular fibers 細網線維
・elastic fibers 弾性線維
②組織構造の分類
・fibrous c.t.線維性結合(疎性/密性)
・adipose c.t.脂肪組織
・elastic c.t.弾性組織
・gelatinous c.t.膠様組織
・reticular c.t.細網組織
【備考】
結合組織には線維芽細胞と膠原線維が必ず存在する。

■ fibroblasts 線維芽細胞
【定義・役割】
繊維成分を作り出す機能をもった細胞。消化は行わないが飲作用を持ち、細胞内に小顆粒を含む。
【構造】
細胞質突起を多く持つ、扁平・紡錘形の細胞
【備考】
mesenchymal cell間葉細胞から由来。

■ adipose cells 脂肪細胞
【定義・役割】
脂肪を蓄える細胞。周囲に毛細血管が豊富。小葉構造と取り周囲の組成結合組織から独立していることが多い。
【構造】
①白色脂肪細胞
細胞のほぼ全てが1滴の脂肪滴で占められている。核は扁平で細胞の隅に押しつぶされている。
②褐色脂肪細胞
新生児の大動脈・腎臓周囲やコウモリの肩甲骨に含む、体温調節等にあずかる細胞。脂肪滴は小さく分散。核は球形で細胞の真ん中に位置。細胞内にミトコンドリアを多く含むため褐色に見える。
【染色】
スダンⅣ:赤(白色脂肪細胞の脂肪滴)
⇒新鮮標本でない場合、染色時に脂肪がアルコールに溶けてしまうため染色されず、脂肪滴のある部分は空洞となる。
【備考】
間葉由来。

■ mast cells 肥満細胞(マスト細胞)
【定義・役割】
血管に多く含む、主に楕円形の細胞。肥満とは無関係。
【構造】
内部に大きい顆粒が詰まっており刺激を受けると脱顆粒する。表面にIgEレセプターを持ちアレルギー反応の原因となる。
【染色】
・HE:無色
・トルイジン青:紫(顆粒)
⇒ヘパリン・コンドロイチン硫酸などのグリコサミノグリカンを含む顆粒のためmetachromasiaメタクロマジーを起こす。(そのほかヒスタミンも含む)
【備考】
骨髄由来。

■ macrophage 大食細胞(マクロファージ)
【定義・役割】
外部の遺物や自己を貪食する食細胞。能動的に動き不定形。墨汁等を食べさせて認識可。
【備考】
骨髄由来。

■ plasma cells 形質細胞
【定義・役割】
Bリンパ球が抗原刺激により抗体を算出する細胞に分化したもの。球・卵形。
【構造】
核は丸型で細胞の一部に偏って存在。クロマチンが核膜に沿って間隔をおいて存在(redkern 車軸核)。細胞質はrERが非常に豊富。核の傍にgolgiが白く空間を形成。
【染色】
HE:紫(rERに付着したリボゾームのrRNA)
【備考】
リンパ球から分化。

■ collagen fibers 膠原線維
【定義・役割】
最も主要な細胞間質の繊維成分。引っ張り強度が強く、切れず伸びない。Ⅰ型コラーゲン(一部Ⅲ型・Ⅴ型)。
生成過程は下記の通り。
・線維芽細胞のrERでproα鎖が産生され、
・αヘリックスの三本鎖を形成して(プロコラーゲン)、golgiより分泌顆粒として細胞外に放出される。
・細胞外でプロコラーゲンのN末端・C末端部分(プロペプチド)が切断される(トロポコラーゲン:約300nm)。
・これが多数配列してcollagen fibrilsコラーゲン細線維(原線維)となる。
・さらに集まって膠原線維となる。
【構造】
コラーゲン細線維は長さ300nmのトロポコラーゲンが67nmずつずれ(D周期)、37nm間隔で整列している。このため周期的な縞が見える。
【染色】
・HE染色(エオジン):淡ピンク
・MG染色:ライトグリーン

■ reticular fibers 細網線維
【定義・役割】
微細な線維で網構造を構成する線維。Ⅲ型コラーゲン。基底膜の線維網状層を形成。外力に対抗というより、むしろ細胞の空間や運動の足場の確保を行う。
【染色】
・HE染色:無色
・鍍銀染色:黒

■ elastic fibers 弾性線維
【定義・役割】
弾力に富んだ線維。エラスチンを構成成分とする。枝分かれが多い。
【構造】
柱状の構造(エラスチン)と、その周囲を覆う約10nmのmicrofibrils微細繊維(フィブリリン、アミロイドP)から成る。
【細分類】
【具体例】
【染色】
・HE染色:無色
・AF染色:紫
・レゾルシンフクシン染色:紫

■ fibrous connective tissue 線維性組織
① loose c.t. 疎性結合組織
【定義・役割】
膠原線維がまばらに不規則な走り方をする結合組織。
【構造】
線維芽細胞、膠原線維、弾性線維、脂肪細胞、肥満細胞、マクロファージなど含む。
【具体例】
皮下組織、粘膜下組織、血管・神経外膜など全身に分布

② dense c.t. 密性結合組織
【定義・役割】
膠原線維の束が密に配列している組織。
【構造】
主に膠原線維
【具体例】
腱・靭帯(平行性)、筋膜・腱膜(交織性)など

■ adipose tissue 脂肪組織
【定義・役割】
脂肪細胞が充満している組織。細網線維が脂肪細胞を包み込んだ構造。
【構造】
脂肪細胞、細網線維など
【具体例】
【染色】
【備考】

■ gelatinous tissue 膠様組織
【定義・役割】
透明でゼラチン様の組織。太い膠原線維が無い。星状の線維芽細胞が網形成。無形基質(主にグリコサミノグリカン)が豊富(wharton's jellyワルトンのジェリー)。膠原線維は細い。
【構造】
線維芽細胞、膠原線維、グリコサミノグリカン
【具体例】
胎児皮下、臍帯
【染色】
トルイジン青:紫(無形基質) ※metachromasia

■ raticular tissue 細網組織
【定義・役割】
突起の多い星型の線維芽細胞(reticular cells細網細胞)と細網線維から成る組織。
【構造】
細網細胞、細網線維
【具体例】
リンパ節、脾臓、骨髄
【染色】
golgi鍍銀染色:黒(細網線維)


<cartilage tissue 軟骨組織>
【定義・役割】
chondrocytes軟骨細胞と、軟骨細胞が産生する細胞間質より成る組織。骨格系の構成要素で人体を支持。弾性・耐圧力。perichondrium軟骨膜を除き血管・神経が無い。
【構造】
①chondrocytes軟骨細胞
・軟骨細胞はcartilage cavity軟骨小腔に入っている。軟骨小腔の周囲の間質(細胞領域間基質)は塩基好性でトルイジン青で赤紫に染色(metachromasia)。
②perichondrium軟骨膜
・ガラス軟骨・弾性軟骨の表層に存在する扁平な線維芽細胞。血管・神経を持つ。軟骨細胞を産生。
③細胞間質
・細胞間質は軟骨基質(主にプロテオグリカン)と線維成分(主に膠原線維、弾性線維)を持つ。
・プロテオグリカン(主にコンドロイチン硫酸、ヘパラン硫酸)の酸性塩基により水を引き寄せるため、軟骨組織は水分が豊富。
【細分類】
・hyaline cartilage ガラス軟骨
・elastic cartilage 弾性軟骨
・fiblocartilage 線維軟骨
【備考】
①発生
間葉系細胞が分化して発生
②成長
・interstitional growth 間質成長
軟骨自身の細胞分裂により実質内部より増える。
・appstional glowth 付加成長
軟骨膜の線維芽細胞が変化したchondroblast軟骨芽細胞から軟骨細胞が分化。

■ hyaline cartilage ガラス軟骨
【定義・役割】
最も一般的な軟骨。肉眼で青白い。
【構造】
線維成分は微細な膠原線維(Ⅱ型)が豊富だがHE染色されない。
【具体例】
関節軟骨、肋軟骨、器官・気管支、鼻軟骨、胎児骨格

■ elastic cartilage 弾性軟骨
【定義・役割】
軟骨基質に弾性線維を多く含む軟骨。肉眼で黄色半透明。
【具体例】
耳介軟骨、喉頭蓋
【染色】
AF染色:紫

■ fiblocartilage 線維軟骨
【定義・役割】
軟骨基質に大量の膠原線維を含む軟骨。密性結合組織とガラス軟骨の移行型。
【構造】
軟骨膜を持たない。間質にコンドロイチン硫酸が少ない(代わりに膠原線維が多い)。細胞は小さい
【具体例】
椎間円板、恥骨結合
【染色】
MG染色(ライトグリーン):緑(膠原線維 ※Ⅰ型のため染色される)


<bone tissue 骨組織>
■ 骨のマクロ構造
【構造】
・diaphysis 骨幹
・epiphyseal 骨端/epiphyseal cartilage 骨端軟骨/epiphyseal line 骨端線
・articlular cartilage 関節軟骨
・periosteum 骨膜
・compact bone 緻密骨/sponge bone 海綿骨
・medullary cavity 骨髄腔
【備考】
標本の作製方法
①decalcitied section 脱灰標本
・蟻酸やEDTA(Caキレート剤)で処理して作成。
・Caが抜けて柔らかくなる。無機成分は除去されるが、細胞基質は残る。
②ground section 研磨標本
・さらした骨を薄く切ってからやすりで砥いで作成。
・Caのみ残るが、細胞や膠原線維は除去される。

■ bone tissue 骨組織
【定義・役割】
石灰沈着を伴う堅い組織。
【構造】
①osteocyte骨細胞(細胞成分)
・骨細胞はbone cavity骨小腔に1個ずつ入っている。
・骨細胞からはbone canaliculi骨細管が伸びており、隣の骨細胞とgap junctionで接続。
・Haversian canalハヴァース管とも骨細管で連絡。
②bone matrix骨基質(細胞間質)
・膠原線維および炭酸Ca、リン酸Caなどから成る。
・膠原線維はⅠ型コラーゲン細線維から成り、線維内にリン酸Caのアパタイト結晶やプロテオグリカンを含む。
【備考】
・osteon骨単位を形成する。

■ osteon 骨単位/ Haversian system ハヴァース系
【定義・役割】
緻密骨の基本的な構成単位。
【構造】
・Haversian canalハヴァース管を中心に、多くのbone lamellae骨層板が同心円状に取り巻く構造を取る。
・ハヴァース管内は血管が通る。
・骨層板の間は膠原線維が互い違いに巻かれている。
・骨単位の最外層(cementing line接合線)はややギザギザの形状をとる。
・骨単位間は過去の骨単位骨層版であるinterstitial lamellae介在層板が埋めている。
・骨単位間の一部はVolkmann's canalフォルクマン管で連絡している。
・periosteum骨膜およびendosteum骨内膜の内側は、膜と平行にouter/inner circumferential lamellae外/内基礎層板が配列している。

■ 骨の発生
①membranous ossification 膜性骨化
【定義・役割】
未分化な結合組織内に直接骨芽細胞が分化して骨組織が作られる。
【構造】
・osteoblasts骨芽細胞は骨化点の外側に付き、分化して骨細胞となる。
・内部の不要な骨質はosteoclasts破骨細胞が分解する。
【具体例】
頭蓋冠の骨

②chondral ossification 軟骨性骨化
【定義・役割】
予めガラス軟骨により骨の基本構造が作られ、破骨細胞と骨芽細胞により骨組織に置換される。
【構造】
・epiphysial plate骨端軟骨板内の骨端に近い位置で軟骨細胞が増殖し、順次骨幹側に送られていく(軟骨柱の構造)。
・軟骨細胞は次第に膨化し、骨幹側の軟骨細胞は核の濃縮や気質の石灰化が起こる。
・破骨細胞やマクロファージにより細胞が破壊され、そこに骨芽細胞が並んで骨組織を新生する(骨小柱の構造)。
・新しい軟骨細胞は骨端側に追加されていくため、骨が成長する。
【具体例】
大部分の骨


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