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プレゼン系

2010年05月27日 00:40

今日はプレゼン技術の本3冊です。どれも結構おすすめ。
勉強?や る 気 が …。




[031] 達人のプレゼン(2009) good_mark.jpg
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 プレゼンテーション技法の本ですが、絵とか写真が入った具体的な内容で分かりやすいです。プレゼン中の立ち方とか視線の動かし方とか表情とかについて述べている本は沢山ありますが、写真でこういう表情!と一目瞭然なのが良いです。この筆者は実際にプレゼンが上手い人なんだと感じさせます。
 聞き手の心理について触れているのも秀逸で、例えば「えっと」とか「要するに」とかプレゼンする時に話しぐせが出てしまう事はありがちですが、あんまり頻繁だと聞き手が回数を数えちゃてるよとか、読んでて面白かったんですが実際問題結構重要なテーマだったりします。それ以外にも、プレゼンの始め方と終わり方とか、避ける表現(「させて頂く」とか「~といったカタチ」とか「~の方」とか)についての話とか、とにかく具体的で参考になります。



[032] プレゼンテーションの教科書(2007)
日経デザイン
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 上の「達人のプレゼン」と同様プレゼンテーション技術に関する本です。こちらは本のタイトル通りやや教科書チックというか、理論的な書き方でやや具体性に乏しいところがあります。ただ、その分プレゼンテーションのあるべき姿というのが明確です。
 文中で1つ、非常に気になった内容があったんですが、それはプレゼンの決まり文句についてです。よくプレゼン中に「スライドの文字が小さくてちょっと見にくいかもしれませんが・・・」といったことを言ったりしますが、本人は気を配ったつもりでも実際には単なるエクスキューズに過ぎないとすばっと指摘しています。これ、私も結構やってしまうことがあるんですよね。。。それ以外にもパソコンのスライドが人間のプレゼンテーション能力を低下させているとか、気づかされることが多々あります。



[033] ロジカル・プレゼンテーション―自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」(2004)good_mark.jpg
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 プレゼンテーションというタイトルが冠されていますが、プレゼンそのものの技術というより物事を他人に提案する際に必要な技術について述べられています。前に書いた「企画力の教科書」と位置づけが似ています。
 実は私はこの本の著者に直接お会いしたことがあります。まだ自分が就職活動をしていた頃なんですが、コンサルティングファームの勉強会みたいな集まりがあり、そこで一度指導してもらったことがあります。めちゃくちゃ頭の切れる方だったんですが、気づいたら起業していてさらにびっくりしました。本の内容は、まさにコンサルタントとして現場で問題解決してきたことを窺わせる内容で、例えばMECEでも言葉の概念だけでなく、具体的にどういう状況のことを指しているかを分かりやすく書いていたり、かなり勉強になります。あと、洋書にありがちな現実離れした物語チックな本の展開ではなく(そういうページもありますがおまけ程度です)、いろんな具体的なシチュエーション例を基に述べられています。そういう意味では社会人経験がないとやや読むのが辛いかもしれませんが、内容はかなり良いと思います。


<この本で目を惹いたところ>
・提案は通さなければ通らない
・うまく話せないのは、そもそも何を話すべきかわかっていない
・会議では議題と論点を区別する
・プレゼンでは、不要な情報・不要な文字・不要な属性情報(色やフォントなど)を捨てる
・プレゼンでは相手に考えさせたら負け
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26-30

2010年05月23日 20:49

一応週に2冊くらいのペースで読んでいきたいとは思っているんですが、どうも最近遅れ気味です。というわけで今回は5冊。



[026] 仕事の見える化(2009)
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 ベストセラーでしたっけ?タイトルを耳にしたことがあり読んでみました。コストをかけずに色んなものを「見える」ようにするためにはどうしたらいいのかを具体的に書いています。
 amazonのレビューを見るとかなり評価が高いこの本、私には正直言って良さが分かりませんでした。要するにメールで業務日報を書いて、それを上司や周りの人が見ることで様々な情報を共有化する、という事が「見える化」と言っているようなのですが、全く斬新さが感じられないというか・・・なんかやり方が古い感じです。ツールを使った情報共有なんて今日び当たり前のことだし、データベース化もしづらい日報形式でデータを蓄積していっても情報に埋もれるだけだと思うのですが。書かれた日報に対して上司や周りの人がコメントしていくのが重要なようなのですが、元々コミュニケーションが取れてない段階でこのやり方を導入しても、面倒くさくて誰もコメントしてくれないんじゃないかな。円滑な関係やコミュニケーションスキルはツールが提供してくれる訳ではなく、別途自分達で磨いていく必要があるわけですが、どうもこの本のやり方を導入するとそのへんまで解決!って感じなのが釈然としないところです。むしろこんなこともできてない会社があるということに驚きを感じました。



[027] 「人たらし」のブラック心理術―初対面で100%好感を持たせる方法(2005)yasashime_mark.jpg
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 結構面白いです。別にブラックでも何でもなくて、営業的スキルの磨き方というか、世渡りの仕方というか、そういうののTIPS集という感じです。人付き合いの上手い人なら普段無意識的にやっていることかもしれません。私も前の大学や新入社員の頃と比べてそれなりに人付き合いというものができるようになってきてはいますが、基本的に試行錯誤の繰り返しでした。その当時にこの手の本をもっと読んでおけば色んな事がもっとうまくいったのかもしれません。読みやすいので営業とか関係なく一度読んでみるのも良いと思います。
 個人的には人と交渉する際には、数字を使う、具体例を使う、比喩を使う、の3点がポイントではないかと思います。



[028] 史上最強の人生戦略マニュアル(2008)
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 これぞ自己啓発書という感じの本です。しかもカツマー訳なのでゴテゴテのベタベタです笑。
 個人的にはP84からの人生の法則2が眼目です。自分の人生は自分に責任があること、何か(悲劇が)過去にあったとしても帰るのは自分であること、つまり自分を知ることの重要性を説いています。何か不都合なことが起きたとき、他の人や運の悪さのせいにしたりする人がいますが、それは間違いであり、こういった不都合を引き起こしているのはあくまで自分自身。事故のように自分の与り知らぬことが原因であることもありますが、そこからの復帰も自分次第だと言うことです。
 私もこういう考え方は好きです。何かがあったときの原因を自分に帰着させた方が自分自身で納得できるし、結局ゆくゆくは自分の成長にもなります。まぁそれが理想でも実践できないのが人間ですが・・・。

<この本で目を惹いたところ>
・あなたが影響力を及ぼし、コントロールする必要のある一番の相手はあなただ
・すべての人には「外圧」がある



[029] 3分以内に話はまとめなさい―できる人と思われるために(2003)good_mark.jpg yasashime_mark.jpg
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 「3分以内」というのは比喩的なキーワードで、短時間で自分の言いたいことを伝えて相手に納得してもらうためにはどうすればいいか、ということを書いています。
 良い本です。結論から話すとか具体的な例を使って話すとか、ありきたりの事ですが身に染みてよく分かります。文章の書き方も分かりやすく、筆者自身がこの本の内容を会得していることが強く感じられます。挨拶の時に長々と話しておきながら「甚だ簡単ですが、これを以って挨拶とさせて頂きます」と言う人がいる、という前書きの文章からして巧いです。ノンバーバル(非言語)コミュニケーションの重要性についても触れています。
 元々日本人は話し方が下手だとよく言われます。高等教育で話し方とか表現のしかたを体系的に学ぶことがないのが主因だと思いますが、いい大人になっても公の場での話し方が下手なのは恥ずかしいし、早めに技術を磨いておきたいところ。やや古い本ですが一読の価値があります。

<この本で目を惹いたところ>
・話の巧い人は要約もうまい
・自分の言葉で語る癖をつける
・自分の声質や癖を知っておく
・反論の余地を残す



[030] 問題解決のセオリー—論理的思考・分析からシナリオプランニングまで(2006)
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 問題解決手法の本です。ロジックツリーとかMECEとか色々出てくるんですが、どうも分かりにくい。なんでかなと考えていたんですが、目次が非常に分かりにくいんです。私は本を読むときはいつも目次を要点集と考えて見ているんですが、この本は目次を見ても何が書かれているのか、筆者が何を言いたいのがかがよく分からないのです。この手の論理的技術は読み手に理解させる文章力も含まれる技術の1つだと思うのですが、残念ながらそれを感じることができませんでした。

今週の東洋経済とダイヤモンド

2010年04月27日 22:26

ダイヤモンドと東洋経済は企画がかぶることがよくありますが、今回も医療系でかぶってます。
両方買ったので読みたい方はお貸ししますー。



東洋経済 「クスリ全解明+先端医療」


ダイヤモンド 「医療・クスリ・介護 巨大化する成長産業の全貌」

久々に本

2010年04月25日 22:32

学校が始まってから本を読む時間がぐっと少なくなってしまい、ノルマがこなせなくなりそうです。。。昼休みとかでも30分あれば100ページくらいは読めるんですが、どうも色んな用事で時間がつぶれてしまいます。今回は何とか7冊。



[019] 勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践(2008)good_mark.jpg
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 ロジカルシンキングを始めとした頭の使い方の技術についてある程度体系的に書かれている本です。MECEとかSWOTとかPPMとかのフレームワークについてもかなりの量が述べられています。
 前読んだカツマー本のところでも書いた通り、いかにも自画自賛的な書き方は正直イライラしなくもないですが、実際のところこの手の本としてはかなりお薦めできると思います。最近この手の売れている本は内容が薄いことが多く、1つのメソッドだけど延々と1冊かけて書いてあったりして読み終わった後に物足りなさを感じることがあるのですが、この本はかなり密度が濃いです。文章構成も上手く、この作者はやっぱり頭が良いんだと思います。上に書いたようなフレームワークについては細かく書かれていないので、詳しく知りたい場合別の本などで学ぶ必要がありますが、思考力に関する技術を網羅しているという感じで、この分野を学ぶ際のとっかかりとしても有用だと思います。
 後半のやや精神論的な内容や自画自賛的な文章は適当に読み飛ばすとしても、全体としては「使える」本じゃないでしょうか?

<この本で目を惹いたところ>
・想像力の欠如
⇒どんな怖い事でも想像できなければ怖くなくなってしまう
・ゼロベースで物事を考え直せ
⇒成功は復讐する(成功体験に固執しない)
・ゴミを入れてもゴミが出るだけ
⇒ダメな知識をインプットしてもダメなアウトプットしか出てこない
・言葉に落とす習慣を身につける
⇒ブログ書こうぜ



[020] 「残業ゼロ」の仕事力(2007)yasashime_mark.jpg
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 天使のブラとかで有名な下着メーカーのトリンプの元社長だった筆者が、残業ゼロと会社の成長をどのように両立させていったかを書いている本です。この筆者が社長だった頃トリンプでは残業ゼロを制度化していたのですが、その話を初めて聞いたのは確か社会人2,3年目の頃でした。その頃はめちゃめちゃ忙しくて家に帰らない事もしょっちゅうだったので、そんなの無理無理と思った記憶があります。
 内容としては、方法論というよりも決めたことをいかに実行するか、どのようにして会社全体に行き渡らせたかについて自身の経験を述べています。書かれていることは当たり前といえば当たり前なのですが、会社の全ての社員に実行させるその信念と努力は何かしら考えさせられるものがあります。残業ゼロという普通の大企業なら有りえない事を本気で実現した経営者の思想に触れるだけでも得るものがあるのでは。

<この本で目を惹いたところ>
・あらゆる仕事をする上で、デッドラインほど重要なものはない
・会議はデッドラインを決める場にする
・強いリーダーとワンマンというのは全くの別物
 ⇒これドラッカーも同じこと言っています



[021] 数字でみるニッポンの医療 (講談社現代新書)(2008)
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 ビジネス本とはちょっと違うのですが、医療費や出生率など医療全般の数字について概説されている本です。医療関係の数字は刻々と変化していますが、2008年11月の出版なのでまだそれほど古くないです。
 この本の良いところは、数値が客観的なのと、数値に対して変なバイアスが無い事です。こと医療に関しては特にマスコミが数字を都合のいいように解釈しているケースや、医療側が深刻な数値を甘めに見積もるケースなど、立場によって見方がかなり変わることがあります。しかしこの本は比較的中立的な立場から書かれており、あまり深い議論はしていないものの数値として正しい情報が得られるように思いました。



[022] ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質(2009)
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 ブラックスワンとは9.11のように予想の範疇を超えた事象のことを指しており、それらについて色々と述べてあるんですが・・・残念ながら私には合いませんでした。書いてある内容がどうこう言うより、なんか文章がよくわかりづらいというか(訳の問題か原著の問題かはわかりませんが)、こう頭にすんなり入ってきませんでした。書き方はどちらかというと金融の専門書というよりエッセイに近い感じです。あとはちょっと私の知識レベルが不足していたのかもしれません。。。残念。



[023] 亜玖夢博士の経済入門(2007)yasashime_mark.jpg
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 一応経済学の入門書で、行動経済学とかネットワーク経済学とか比較的新しい学問について物語仕立てで書かれています。
 経済学的な内容は大したことがないんですが、物語が面白いです。ドラゴン桜かウシジマくんの作者が絵を描けばマンガに合いそうな感じ。amazonのレビューを見てて言い得て妙だと思ったんですが、笑ゥせぇるすまんと展開がかなり似ています。経済学とか構える必要はなく、1つの小説と思って読むと楽しめます。



[024] クルマは家電量販店で買え!―価格と生活の経済学(2008)yasashime_mark.jpg
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 スタバではグランデを買え!の第2弾です。スタバの方はほぼ行動経済学に特化した話でしたが、こちらはもう少し守備範囲を広げていて、ゲーム理論的な内容なども多く書かれています。
 内容的にはスタバの方とかぶる部分も多く、どちらかと言えば1冊目の方が面白かったという印象です。ただ、前作同様説明が丁寧で分かりやすく、経済学はかじったことが無いけど世の中の仕組みに興味がある、という人にはお勧めできます。



[025] 自分の小さな「箱」から脱出する方法(2006)
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 アメリカの自己啓蒙書によくある小説仕立ての本で、人間関係を円滑にできないとき、それを引き起こしているのは自分であり、自分から変えていく方法について書かれています。この本では自分自身の勝手な思い込みや正当化をしようとしている状態を「箱に入っている」と表現しており、その箱から脱出するにはどうしたらよいかという趣旨で話が進んでいきます。
 書かれてある内容は多くなく、ひたすら「箱から脱出する方法」について何度も繰り返し説明しています。そういう意味ではやや冗長な感じもするのですが、何故箱に入ってしまうのか、それにより人間関係がどう悪化するのかなど、(物語の登場人物の)具体例を挙げながら各々について説明されているため、抽象的な概念も実感しやすいです。私はくどい説明の本や講義があまり好きではないのですが、この本についてはテーマと本の構成(小説仕立てであること)がうまくマッチしていると思います。私はこの本を読んでカーネギーの本(「人を動かす」とか「道は開ける」とか)を思い出しました。しかし、この本を読んでも本当に実行するのがまた難しい…。

エイプリルフル

2010年04月01日 22:10

今日の未明に書いたエントリに引っかかった方が若干1名いらっしゃいますが、今日はわたぬきさんの日です。

来週の月曜から学校が始まるんですが、まだ図書館から10冊くらい本を借りてて若干焦ってます。という訳で今日も4冊。



[015] 企画力の教科書―アイデアよりもストーリー(2004) good_mark.jpg
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 企画、というと具体的に何をするのかイメージの湧かない方もいると思いますが、何らかの提案をする際は、1)その案の内容を考え、2)企画書を作成し、3)実際に提案する、という3ステップが必要になります。その3ステップについてどのように行うかについて述べてある本です。
 この本の優れている点は、(この本の前書きにも書かれているのですが)単に案を考えるだけでなく、その案を具体化してアピールするまでを「企画力」と捉えて連続的に考えていることです。プレゼンの良いスライドの作り方、とか、アイディアのひらめき方、みたいな本は山ほどありますが、これらをつなげて語っている本は殆ど見たことがありません。また、この本ではアイディアそのものよりも、そのアイディアが周囲に受け入れてもらうためのストーリーが重要だとしていることが眼目です。どんなに良いアイディアでもアイディア単体では周りに理解してもらえません。そのアイディアが必要な理由や正当性、なによりも自分がそのアイディアを本当に理解するためにストーリーが重要であると述べられています。そして、普通の問題解決の本とは異なり、徹底的に実際の企画に必要な具体的な技術が書かれています。
 別に仕事に限らず、大学でもどこでも、人に何かを提案したりプレゼンしたりする機会は多々あります。そんな時にこの本はかなり手助けになります。私がこの本を知ったのは、新入社員の時に(仮想の)顧客に提案するという研修の準備をしている時でした。これは2泊3日で泊まり込みで行う研修で、夜も殆ど寝られずかなりハードだったのですが、この研修を境に物事の考え方がかなり変わったと実感したのを覚えています。その研修の時に当時の上司から紹介してもらったのがこの本で、「アイディアよりもストーリー」と微妙に優しい気持ち悪い(笑)声で色々教えてもらったのは多分いつまでも覚えていると思います笑。自分のことはともかくこの本は本当にお薦めできます。特に4章は大学生でも非常に役立ちます。
 



[016] 経済は感情で動く―― はじめての行動経済学(2008) yasashime_mark.jpg good_mark.jpg
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 行動経済学というと分かりづらいですが、人はなぜ論理的でない選択をするのか、について説明してある本です。例えば2000円のモノが別の店で1000円で売られているとそっちに買いに行ったりしますが、200000円のモノが別の店で199000円で売られていてもそっちには行かなかったりします(同じ1000円の差ですが)。そういう具体例を踏まえて不合理な選択の行動の機構を説明しています。
 面白い本です。身近で分かりやすい具体例を採用しており、経済学に興味を持つきっかけになれる本だと思います。金融工学で言うリスクプレミアム(※)などに触れていないのはわざとだと思いますが、そのあたりにも関係してくる話なので取り上げても良かったんじゃないかなという気もします。でも一読する価値はあると思います。囚人のジレンマのようなゲーム理論にも多少入り込んでいて好きです。

※リスクプレミアム
 普通の人はリスクは好むより避けることが多いので、「必ず500円もらえる」と「確率1/2で1000円もらえるか何ももらえない」の2つの選択肢があった場合、前者を選ぶのが一般的です。つまりこの2つの選択は対等ではないのですが、もし前者が「必ず450円もらえる」だったら迷う人が出てくるかもしれません。「必ず400円もらえる」なら後者を選ぶ人が多くなるかもしれません。仮に「必ず450円もらえる」の時にどちらを選ぶかが完全に五分五分だった時、差額の500円-450円=50円(厳密には1000円×0.5+0円×0.5-450円)をリスクプレミアムといい、リスクの度合いの大きさを表します。
 ちなみに、リスクが好きな人はリスクプレミアムがマイナスになります。




[017] 「未納が増えると年金が破綻する」って誰が言った? ~世界一わかりやすい経済の本~ (扶桑社新書)(2009) yasashime_mark.jpg
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 サブプライム問題や年金問題などについて分かりやすく説明してある本です。物事は数学的思考(論理的思考)で捉えれば本質が見えるとの観点から話を進めています。
 説明は分かりやすいし、物事を筋道立てて考えていくやり方はとても有効だと思います。読ませる文章力もさすがと言うか。ただ筆者も文中で言っているんですが、活字が苦手で本をあまり読まないということで(本当かどうか分かりませんが)、書いてある主張に対して本当かなあと感じてしまう部分があります。何となく自分の言いたいことに合わせて事象を曲解しているような(特に年金問題の章)。数学的思考は最強で、マスコミや年金関係の役所は本質が分かっていないという書き方をしていますが、この手の思考技術は作者だけのものではないし、厚生労働省の担当者なんかが理解していないはずが無いと思うのです。あとサブプライムも年金も、問題が露わになってから自分は初めから問題に気付いていたと主張していますが、そこに気付くのはそんなに難しいことじゃないし、そもそも物事が終わってからそういう主張をするのはスマートじゃないです。
 この人の「経済のニュースがよくわかる本」系の本は非常に分かりやすいので、あまり主張や提言を混ぜ込まない方がいいんじゃないかなと感じました。




[018] ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)(2008) yasashime_mark.jpg
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 「気づき」の本です。このご時世、世の中に情報は大量にありますが、きちんと見ようとして見なければ気づかずに見過ごしてしまうものがたくさんあり、それを防ぐためのコツについて書いてあります。
 やや決めつけが過ぎるんじゃないかと感じる部分もありますが、本質的には良い事を書いてあると思います。同じものを見ていても色々な事が見える人と全く見えない人がいますが、後者の場合は見たいのに見えないと言うより、「見えていない事に気づかない」ことが多いんじゃないでしょうか?そんな人には得るものがたくさんある本だと思います。

<この本で目を惹いたところ>
・何事にもまず関心を持ち、何でもよいから少しでも疑問に思うこと
・興味のない新聞や雑誌もとりあえず買う

読書4

2010年03月19日 00:08

新学期が近くなってきてだんだん予定が増え、来週からは本を読む時間が少なくなりそうです。。。
今回は4冊。一応貯金はあと2冊(笑)



[011] プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))(2000) good_mark.jpg
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 ビジネス書を読むと言いながらこれまで10冊以上リハビリ状態だったんですが、やっとビジネス書にたどり着きました。経営学や経済学をかじったことがある人なら100%誰でも知っている、泣く子も黙るドラッカーです。この本はそれまでのドラッカーの著書を抜粋したもので、この「プロフェッショナルの条件」のほか、「チェンジ・リーダーの条件」「イノベーターの条件」と3部作となっており、それらの第1巻として知識労働に関する変遷・特徴や知識労働の向上について書かれています。
 私がこの本を読んだのは前の大学の3年の時で、ちょうど10年ぶりです。正直2、3回読んだ程度でドラッカーを語れるほど理解しているとは言いにくいのであれこれ書きません書けませんが、まあ大学生たるもの、社会人たるもの、一度くらいはドラッカーを読んでみるのも良いのではないでしょうか。ドラッカーの著書は文章がちょっと読みにくい部分があるのですが、この本は最初に読む1冊としても読みやすいと思います。1,2章は歴史的な話が大部分なので、3章から読んでも良いんじゃないでしょうか。
 
<この本で目を惹いたところ>
最近の効率的・論理的重視の傾向からは一線を画す内容が多いのですが、読むとなるほどと思わせられます。
・一定の業績を得るために投入した努力が少ないほど、よい仕事をしたことになる。
・ゼネラリストについての意味ある唯一の定義は、自らの狭い専門知識を、知識の全領域の中に正しく位置づけられる人のことである。
・成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。
・人というものは時間の消費者であり、多くは時間の浪費者である。



[012] TIME HACKS!(2006) yasashime_mark.jpg
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 シリーズ3冊目です。時間管理に関するTIPSが書かれた本です。
 最初に本屋に行った時にこのシリーズが目を引いて図書館でまとめて借りてしまったんですが、さすがに同じ著者なので同じことが書いてあったりして感想を書くのが面倒になってきました(汗)。まあ、前に書いたのと同様、気にいった内容があれば試してみる方向で。



[013] 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術(2008) yasashime_mark.jpg
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 カツマー本です。この人が売れ始めたのは私が本をあんまり読まなくなってからだったので、何気に初めて本を開きました。勝間さんがいかに有能で色んな事を実現してきたか、そしてそのメカニズムと習得方法について教えてあげるわよ!っていう本です。
 まあ正直読んでてイラっとくる所が無いわけではないですが、やっぱり有能な人というか、実績を上げてきた人特有の「ものの考え方」というのがかなり感じられます。私は本質的な思考経路がこの筆者にかなり近いところがあるので節々に共感できるポイントがあります(能力的・実績的には遠く及びませんが…)。この人の本は書いてある事がどの本も同じだとか言われたりしているので、今後2冊目、3冊目と読んでいくと評価が変わるかもしれませんが、とりあえず1冊目としては一度読んでみると得るものがあると思います。

<この本で目を惹いたところ>
・タイトルの「起きていることはすべて正しい」
⇒起きていることは全て自分に対するメッセージとして受け止め、そのメッセージを分析して最大の成果になるように行動を続ける
・嬉しがりすぎない、悲しがりすぎない
⇒結果が自分の期待値の範囲を超えていたら、その見込み違いの分析を先にすべきであり、結果に一喜一憂していても仕方がない
・失敗の芽をあらかじめ摘んでおく



[014] 人は見た目が9割 (新潮新書)(2005)
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 100万部突破したんでしたっけ?タイトルはみんな知ってるこの本、いまさらながら読んでみました。人の見た目の話ではなくノンバーバルコミュニケーション、つまり表情とか言語以外による意思の伝わり方についていろいろな観点から述べています。
 とりあえずまず書いておかなければいけないのは、タイトルと内容が全然合っていないということです。ある1つの章のよさそうな章題をタイトルに持ってきたとかいう次元じゃなく、本中に「人は見た目が9割」だという話は一切出てきません。かろうじてコミュニケーションのうち言葉が占めるのは7%(あとは表情や身振りなど)ということは少しだけ書かれていますが(ただしこれも根拠が怪しい)、タイトルを読んでみんなが感じるような内容は全くありません。ほとんどサギじゃないかという気がするのですが・・・。内容もどこかの心理テストから引っ張ってきたような感じでいまいち深みがなく、正直読む価値が感じられません。
 妥当な題名ならまだ良い評価になるのだと思いますが、とにかくタイトルが悪すぎます。みんなどう思ってるんだろうとamazonのレビューを見てみたら、「本はタイトルが9割」という巧い一文があったので引用しておきます。

暖かい

2010年03月15日 16:25

今日は新潟の最高気温が18℃だったそうです。春です。
今日は3冊。

あ、ちなみに本によって画像があったりなかったりするのは何で?と質問されたのですが、画像ありは読んでみてもいいんじゃない?と最低限人に勧められる本で、画像なしは以下略です。
訳が分からなくなるのでやめました。



[008] スタバではグランデを買え! ―価格と生活の経済学(2007) good_mark.jpg yasashime_mark.jpg
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 行動経済学っていうんでしたっけ?(言葉があやふやですみません。。。)人件費・家賃のような固定費用と買い物にかかる時間・手間のような取引コストの概念を軸に、具体的な例を経済学的に説明している本です。
 読みやすいです。実際の経済とは乖離していると揶揄されがちな経済学ですが、具体例をベースに話を展開しているだけに経済学について学んだことのない人でもかなりとっつき易いと思います。特にコストの概念があまり無い人が読むと得るものが多いのではないでしょうか。
 内容は平易ですが、なるほどと思う記述も幾つかあり、例えば無駄話の多い恋人との電話料金は抑える方向に、無駄話の少ない仕事の電話料金はなかなか値下げしないという電話会社側の理屈は迂闊にもなるほどと思ってしまいました。



[009] STUDY HACKS!(2008) yasashime_mark.jpg
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 [004]で紹介したIDEA HACKS!と同シリーズの本で、主にツールを用いた勉強効率化のためのTIPSを紹介しています。まあ内容的には結構なんでもありで、お経を聞くとか謎の内容もあります笑。
 この本も当然人によって合うTIPSと合わないTIPSがあるので、自分に合ったものを試してみるのが良いと思います。個人的には時間ハックの章(3章)がよく納得のできる内容で、隙間時間の活用とか年間計画の作成とか他の本などでも言われていることもありますが、私も実践してたりしてます。ドラゴン桜にも似たような事が書かれていたりします。
 


[010] 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?(2006) yasashime_mark.jpg

 物語を読み進めていくと財務諸表(※)の読み方が分かるようになるという、「ザ・ゴール」形式と言うか「ソフィーの世界」形式と言うか、各章ごとに物語とその章で使った知識の説明が順番に繰り返されていく形の本です。本の構成といい、この目を引くために文中のごく一部をタイトルにするやり方といい、いかにも最近の売れ筋の本と言う感じです。
 この手の本はとにかく分かりやすいですよね。知ってる人には物足りませんが、これまで会計に全く触れていなかった人にはとっかかりとして良いのでは。ただ財務諸表の具体的な説明はあまりないので、それなりにきちんと学びたいのであれば別途「会計入門」的な本を読む必要があります。

※主にB/S(貸借対照表)、P/L(損益計算書)、C/F(キャッシュ・フロー計算書)について

リハビリ読書

2010年03月11日 15:35

まだリハビリ状態のため簡単な本ばかり読み終わっています。経済の本とかも読んでいるんですが頭が追いつかない…。新学期くらいからはちゃんとした「ビジネス本」を読む予定です笑

今日は3冊。



[005] 最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術(2008) yasashime_mark.jpg

 要するにマニュアル化とチェックリスト化の有用性について切々と語られている本です。今流行りらしいライフハックを敵対視しているような節が読んでて感じられたんですが、個人的にはどっこいどっこいのレベルじゃないかなと思ったり。このことしか書いていないので内容は薄め。1時間あれば読めます。
 正直、マニュアル作りというのは仕事上では常識というか、それがきちんとできてない組織はかなりヤバいんじゃないかと思うのですが。でも、特に体育会系の人なんかでたまに見かけますが、マニュアルを作らずに無駄な手間と作業を後輩にさせて、その手間も大事なんだとか言っている人もいるので、そういう人はこの本を一度読んでみるといいと思います。

<この本で目を惹いたところ>
・自分の時間を時給で判断する



[006] 図解で学ぶ ドラッカー入門(2009)
 ドラッカーについては昔一通り読んだはずなんですが、すっかり忘れてしまったため借りて読んでみました。ドラッカーの各著書について要点だけをざっくりとまとめてある本です。
 正直内容は全然面白くなくて、そもそもドラッカーってどんなことを言ってたっけってのを思い出して、ちゃんとドラッカーの著書読まなきゃなという事に気づかせてくれたのが収穫です。記述があっさりしすぎてて、著者が本当に理解しているのかどうかがやや気になったり。



[007] 東大生が書いたやさしいマネーの教科書(2005) yasashime_mark.jpg
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 主に株とか債券・投信・デリバティブといった金融商品について分かりやすく説明した入門書です。
 「東大生が~」というタイトルは出版社の策略だと思いますが、それはともかく入門書の割には必要に応じて丁寧に説明してあり良いです。例えば投資信託なんかは日歩とか逆日歩とか結構仕組みが分かりにくいんですが、そのへんも図解して具体的に書かれており理解しやすいです。この辺の内容は仮にもプロとして仕事で使ってたはずなんですが、細かいところは結構抜け落ちてたりして、改めて勉強になりました(^^;
 サブプライム以降投資に関して敬遠する向きが強まっていますが、この本の内容程度は常識的に知っていても良いのではないでしょうか。将来必ず必要になってくる知識なので。

読ん読書

2010年03月09日 15:58

というわけで本を読み始めたshoeですこんにちは。



ターゲットはビジネス書です。最近は自己啓蒙ブームというか、「考え方の本」とか「人とうまく付き合う本」の類の本が山ほど出ているので、読む本がなくなることはなりそうです。

と言っても、仕事とか研究以外の本をばりばりと読んでいたのは、前の大学の学部3年ごろから大学院にかけてで、社会人になってからは正直本を読むどころじゃなかったんですね。つまりここ5,6年は殆どインプットが無い状態でして、久しぶりに書店のビジネス書コーナーをじっくり見てみたらなんかすっかり様変わりしていました。

どうも全体的に易しめの本といか、読みやすい本が増えているような気がします。それだけ自己啓蒙なんかに関心を持つ人が増えたということなのでそれは良いことだと思うのですが、今度はどの本を買ったら良いのかが分からなくなってしまいました笑。実際中身を見てみると、ちょっと内容が薄いなーと思う本が結構あったりして、でも読んでみないと本の良し悪しも分からないし、でも全部買うわけにもいかないし、しばらくは図書館のお世話になりそうです。図書館だったらタダだしね。

とりあえず以前読んだことのある本とか、流行りの本から適当に読んでいって、重厚長大なやつはぼちぼちと読み進めていこうかなと思っております。



というわけで2月に読んでた本のご紹介ですが、あんまりネガティブなコメントばかり書いても仕方ないので、本の概要と良かった点についての感想を書いてみようと思います。こういう本読むの久しぶりなので、とりあえずリハビリ的にやさしめの本から読んでます。あとおすすめの本は good_mark.jpg マーク付けてます。



[001] あたりまえだけどなかなかできない 質問のルール(2009) good_mark.jpg yasashime_mark.jpg
あたりまえだけどなかなかできない 質問のルール (アスカビジネス)

 特に仕事に於いて、「質問をする」というのは結構難しかったりします。変な聞き方をすると怒鳴られたり逆に突っ込んだ質問をされたりしてなにも聞けずに終わってしまうこともしばしばですが、この本はそんな質問の仕方についていろんなテクニックを紹介しています。
 それ程斬新なことが書かれているわけではなく、「なるほど」というより「そうだね」と思う内容が多いですが、改めて読んで自分とか周りの人に置き換えて考えてみるとなかなか得るものがあります。別に仕事の時に限らず、普段のコミュニケーションの時にも適用できる内容だと思います。個人的には、「明確化するためには数字を入れて質問する」「任せられるとは1人で決めて良いということではない」の2点が深く共感できた内容でした。
 


[002] マッキンゼー流図解の技術(2004) yasashime_mark.jpg
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 プレゼンする時はよくグラフを使いますが、どんなグラフを選べばいいか、タイトルは何て書けばいいかを説明している本です。非常にたくさんの例で説明してくれています。
 まあ全然マッキンゼーじゃないですが、グラフとタイトルのテンプレート集と言う感じでしょうか?要するに、「言いたいことは何か」を明確にするってことなんですが、たくさんのグラフの例が載っていて分かりやすかったです。入門書です。社会人としては基本的な内容なので個人的にはあまり得るものはありませんでしたが、自分の認識と世の中のスタンダードがずれてない事を確認できて良かったです。プレゼンでスライドを作る時に参考にするという使い方が合っている気がします。



[003] 高校生からの株入門(2007) yasashime_mark.jpg
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 株の取引に関する入門書で、財務諸表や経済学にもちょっとだけ触れています。
 奥さんが株の事をちょっと知りたいと言ったので分かりやすそうな本を借りてみたのですが、タイトル通り非常に分かりやすいです。金融関係って結構とっつきにくくて、学ぶ時に最初のハードルが高いんですが、この本は丁寧にうまく書いてあるんじゃないでしょうか?専門用語も分かりやすく書いてあると思います。1,2章のあたりは株売買ゲームの紹介なので、後回しして3章から読んでも良いと思います。
 


[004] IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣(2006) yasashime_mark.jpg
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 この本の作者は○○HACKS!というシリーズで何冊か本を書いているんですが、この本は考え方や情報整理のテクニック(というかTIPS)をまとめたものです。100個近いネタがあるので、全部を真似するというよりも自分に合ったものを試してみるという使い方が良いと思います。
 個人的には、この手の時間短縮テクニックは効果が短期的に出やすいので結構好きです。この本に載っているテクニックの中にもすでに実践しているものも幾つかあり、割と共感しながら読んでました。文中、あんまりテクニックと関係ないところでいい表現だと感じられる言葉があり、「リスクは早めに見切っておくこと」とか「相手に合わせて目線をさげる(相手に合わせて説明する)」とか結構いいことを書いてます。

2010年02月15日 21:53

春休みに入って時間にゆとりが出てきたので、本を読み始めました。


正月の目標にも書いたんですが、最近医学関係の本以外全然読んでいなかったので、この機会に少しは読もうかなと。とは言っても今まで持っていた本は東京から引っ越すときに殆ど友達にあげてしまったため、とりあえず図書館を活用しようかと。まぁ有名なビジネス書は古本でも安いのである程度買ってもいいかなとは思っていますが。

ちょうど、クラスの友達から何かいい本ない?と言われてリストアップしたので、ついでに自分もぼちぼちと読んでいます。だいたい自分が好きなのは、ロジカルシンキングとか、時間の使い方みたいな自己啓発系の本とか、あとは経営学とか経済学とか会計とか金融工学とか読んでてなんかかっこよさそうな類の本なんですが笑、ここ数年はすっかり頭から抜け落ちてしまっているので、とりあえず昔読んだ本をもう一度読んで、本屋でそういう知っている本のそばに置いてある売れ筋の本にでも手を出そうかなと。何かいい本あったら紹介して下さい。

ちなみに何か新しい世界を知りたくてこの手の本に手を出そうとした時に、私がお勧めできるのはこのあたりの本です。昔読んでた本なのでちょっと古いですが、ジャンルをバラバラに選んでみたので興味のある方はどうぞ。だいたい図書館に置いてあります。特に上2つは定番中の定番です。

問題解決プロフェッショナル 思考と技術 
考える技術・書く技術
企画力の教科書―アイデアよりもストーリー 
7つの習慣
マンキュー経済学

東洋経済

2010年01月18日 12:37

今週の東洋経済、テーマが「ここまで治る!先端医療」で面白そうです。
読んでみましょ>クラスメイトのみなさま

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望郷の道

2009年03月18日 00:50

望郷の道 北方謙三 幻冬舎


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ずっと待ってました。やっと単行本になりました。

去年の夏まで日経の朝刊で連載していた小説です。日経の朝刊と言えば「愛の流刑地」が一番有名ですが、まぁあれはあれで朝から通勤電車で何を読ませるんだという感じであんまり好きじゃなくて(ちょっと好き)、10年間のmy日経購読の歴史の中で一番面白かった小説です。

ストーリーは、まとめるとどうも面白そうに聞こえないんですが、とりあえず明治時代の話です。主人公のは川艜(水運業)の家に生まれてちょと任侠系なんですが、賭場の家に婿養子になります。で、その賭場とかアレとかコレを経営して発展させていくというお話。明治時代の経営小説という感じでしょうか。ま、本のあらすじ書くのは苦手なんで上手に面白さを伝えられないんですが、主人公の正太とその奥さんの瑠緯が非常にかっこいいです。なんていうかリーダー斯くあるべし、という感じです。

最近、明治時代とか大正時代とかの近代の生活や風俗に興味があるのに気づいたんですが、だからより面白いと思ったのかもしれません。このあたりの時代はまだまだ江戸時代からの古い流れを引きずっている部分もあり、サラリーマンとかカフェとか現代につながる部分もあり、そういうのが渾然一体となった感じがあります。そういう生活ってどんなだったんだろうというのが知りたいという興味があります。ま、そういう嗜好が無い人でも面白いと思いますよ。連載中、毎日あらすじと感想をBlogに書いている人が結構沢山いました。

イノセント・ゲリラの祝祭

2009年02月28日 11:59

イノセント・ゲリラの祝祭
海堂尊

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バチスタシリーズの一番新しいやつですが、最近専門書以外の本をあまり買わなくなってしまっていて、これも図書館で借りました。最初新潟市の図書館に予約したら100人以上の待ちだったんですが、うちの実家の図書館に行ったらたった8人でした。それでも待った方です。ビバ田舎。

内容はいつも通り海堂先生のAI(Autopsy Imaging)導入しようよ行け行けゴーゴーの主張をベースにして小説っぽくしてみたという感じでしょうか。特に今回のはあんまりミステリーというかどんでん返しっぽいのもなく、いつものロジカルテクニック対決みたいのもあんまりないので、ほんと筆者は小説を書きたいというよりも小説を通して自分の主張とか問題提起をしたいというのがよく分かります。伏線も張られまくりでこの本だけ読んでもなんか消化不良で終った感があります。

まぁ、とは言いつつ好きなんですけど。ロジック力で勝負!みたいなのは小説としては珍しい部類に入ると思いますが、そのあたりが何というか自分と波長が合う感じです。よくある力にモノを言わせて解決!というかスーパーサイヤ人になって終了みたいな無理やりさはないし、逆に推理もののように証拠をここかしこに鏤めまくって気づいてないのが悪いような書き方をしているわけでもなく、あまり深く考えずに知的に楽しいという感じでしょうか。まあ深く考えずに面白いからいいかと。

それにしても、小説上で医療問題について提起するのは巧いやり方です。これだけ売れてれば相当影響されるだろうし。福島県の産科医の逮捕の時も、筆者は「ジーン・ワルツ」内で逮捕についてかなり批判してました。そういえば帚木蓬生も「インターセックス」で、しかも小説の中心に近い所に持ってきて批判してた。やっぱりあの事件は医者にとって相当衝撃的だったんだなと感じた記憶があります。

ぼくが医者をやめた理由青春篇

2009年02月24日 18:31

ぼくが医者をやめた理由青春篇 永井明 

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医龍の原案かいた人です。

結構昔の小説ですが、ぼくが医者をやめた理由シリーズの1つで、大学時代の生活を描いた自伝的な小説です。医学部はどこでもやることは同じらしく、解剖ネタとか「医学生」と結構かぶっています。ただこっちは東京の大学(東京医大)なので、学生運動とかバイトとかデートとか麻雀とかちょっと話が都会チック?です。1960年代の話なので時代的な問題もあるかも。でも本質的には今としていることは変わってないです。

読んでて疑問に思ったんですが、この人あんまり授業に出てないんですよ。講義だけでなく実習も。講義の方はまだ分かるんですが、実習も出なくて卒業できたのかな?私も前の大学の時はあんまり授業に出てなかったんで人のことは言えないんですが、それでも実験の時は起きたら9時過ぎててそのまま病欠ということにした1回以外はフル出席しました。医学部って大丈夫なんでしょかね。いやぁしかし実験寝飛ばしたときは焦りました。焦って実験のペアに電話かけたらペアはまだ寝てて笑、とりあえず学校行って二人で飯食いながら言い訳を考えてた記憶があります。あれは2年生のことでした。ペアは2浪2留の4歳上のナイスガイで、そのままいなくなったっけ・・・と自分の話は置いといて。

しかし解剖の授業の時に遺体と一緒に写真撮影ってのはみんなやるんでしょか。

医学生

2009年02月08日 12:12

医学生 南木佳士著 春秋文庫 

確か作者は芥川賞とってた人です。
主人公が4人で、それぞれの医学部での生活とその後を描いた本です。文中に特段の山場があるような内容ではないですが、日々の生活を淡々と、ちょっとユーモラスに書いていて、読んでて主人公達の生活がよくイメージできます。

元々はこの本が出版された10年くらい前に既に買ってまして、時代の差はあるものの、自分の大学生活と比べて医学部ってこんな生活なのかと思ってたんですが、実際自分が行くことになって俄然興味が出てきてもっかい読み直しました。あ、あと修三という主人公の一人が奥さん子持ちで再受験してまして、それを思い出して読みたくなったのもあります。

修三は早稲田の工学部(理学部だったかな)卒で、教師をしてたんですがあるきっかけで医師を目指すようになったと。だからやる気にもあふれてて成績もいいんですが、後半は年のために記憶力が衰え卒業試験と国家試験が危うくなるという可哀想なキャラに(泣)。他人事とは思えずこっちまで泣きそうです。というか修三より私の方が年齢が上で。

他の3人の主人公は、真面目でちょっと男性に興味があるんですが自分にコンプレックスがある女の子と、東京のおしゃれな大学に行きたかったのに落ちて鬱々としている浪人生と、飲み屋の店員とあれがアレして大変な新潟出身( ゚д゚)のやるきなし男で、要するにみんな何か悩んでると。どうも医学部というと秀才キラーンという印象が強いんですが、実際はそんなことないと言っているようです。

作者も医者なので、内容自体はリアリティがあって面白いです。解剖とか。

もやしもん7巻

2008年12月22日 21:05

が出ました。今回の限定版おまけはなんとナノブロック!この漫画の単行本はいつもストラップとかぬいぐるみとかが付いてくる限定版があるのですが、今までのはあんまり欲しくなかったり講○社の友達から大量にもらったりして買ったことが無かったので、今回初めて限定版買ってみました。

んで、組み立てたのがこれです。
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元々ブロックといえば小さい頃からダイヤブロックで、レゴなめんなというくらいダイヤブロック好きだったんですが、久しぶりに見て興奮しました。普通のブロックは大体4×2ポチで1.5×3cmくらいありますが、それの1/4くらいかな?1ポチしかないブロックは米粒くらいしかなくて作るときに全部使い切らないと絶対失くすだろという感じです。写真のものは1時間くらいで完成したんですが、これもっといろんなシリーズでないかなー。ピアノなんてかなり最高です。

What's ナノブロック



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